つらい症状・困る症状を精神療法、薬物療法などを組み合わせて治療し、現在取り巻いている状況に問題点があれば、ともに整理して解決を目指します。
できないこと、不得意なことはあるけれど、好きなことや得意なことを大事にしながら、この社会の中で良い日々を過ごしていけるようになること。それが当院で目指すところです(大人も子供も一緒です)。
診断をつけること、治療を行うことは、本来の自力を取り戻して行くための一つの手段です。日常や社会の中へ、あなたなりの形で戻っていけるように、あるいは新しいあり方を模索できるよう、支援します。
当院で診察可能な症状については、
赤ちゃんから大人、ご高齢の方まで、様々な困りごとに対応します。
一度ご相談ください。
ご本人の来院が難しい場合は、ご家族のみでの受診も可能です。
● 集中できない
● 手先が不器用
● 新規のことが苦手
● 運動もしくは勉強が苦手
● じっとできない
● 周囲と合わせにくい
● 人見知りがない
● 人見知りしすぎる
● 体調不良なのに検査では異常がない
● 不登校もしくは登校しぶり
● いじめ
● 上手に話せない
● 食欲が出ない
● 夜尿
● 抜毛
● 自傷
● チック
● 家族への暴力
・・・など
児童・思春期の方
子供さん、学生さんたちに本来備わっているエネルギーは、とても素晴らしいものです。周りの大人を元気にする力や、自分自身が困難を乗り越えて行く成長力を、潜在的に必ず持っています。しかしながら、それを上回る何らかの困難に阻まれたり、何かがうまく噛み合わなかったりすることで、そうした本人の良さが見えづらくなってしまうこともあります。
ご家族としても、心配、戸惑い、苛立ち、自責など、様々な思いを抱えているかもしれません。日々の生活の中で、お子さんの問題と向き合うことは、非常に大変なことです。一生懸命がんばっているのに、成果がでないこともあるでしょう。将来どうなってしまうのか、先が見えなければとても不安だと思います。
家庭内だけ、あるいは園や学校の中だけでは見えづらくなっている側面があるのかもしれません。当院では、児童精神科の専門医、そして一人の大人として、現在の状況に新たな方向から光を当てつつ、ともに問題点を整理していきます。
できないこと、不得意なことはあるけれど、好きなことや得意なことを大事にしながら、この社会の中で良い日々を過ごしていけるようになること。それが当院での目標です。
ともに協力して、ご本人、ご家族にとってより良い道筋を目指しましょう。
思春期・成人の方
自閉症スペクトラム障害(ASD)、知的障害、限局性学習障害(SLD)、ADHD(注意欠陥・多動性障害)、チック症、選択性緘黙、うつ病、適応障害など
主な病名
● 気分が落ち込む
● 集中力がない
● イライラする
● ずっと悲しい
● 疲れやすい
● やる気がでない
● ミスが増えた
● 学校や職場でなじめない
● 死にたい
● ぐっすり眠れない
● 食欲がない
● そわそわして落ち着かない
● 不安でドキドキする
● 息苦しくなる
● 人前でしゃべれない
● 乗り物に乗れない
● 何度も同じことをしてしまう
● 過去の恐ろしい体験が勝手に何度も思い出される
● 聞こえないはずの声が聞こえる
● 狙われている・攻撃されている
● 周囲が不気味に感じる
● 発達障害を疑われた
・・・など
うつ病、双極性障害、気分変調症、統合失調症、解離性障害、不眠症、適応障害、パニック障害、強迫性障害、全般性不安障害、社交不安障害、自閉症スペクトラム障害(ASD)、知的障害、ADHD(注意欠陥・多動性障害)など
主な病名
● 財布や通帳、印鑑がないと探す
● 伝えておいたことを忘れている
● 言ったことをもう一度初めてのように言う
● 食事をしたことを忘れている
● 慣れた道でも迷う
● ミスが増えた
● だらしなくなった
● 些細なことで怒りっぽくなった
● 見えないものが見える
● 我慢ができなくなった
・・・など